山や森の中にいても、都心にいても、
私たちは生れながらに自然とともに生きています。

頭上には青々とした空が広がり、
心地のよい風を肌で感じ、
鳥のさえずりを聞き、
食材を味わい、
花を美しいと感じる心を持っています。

情報が多すぎる現代の社会から離れ
自然の中に仮の住処をつくってみると
ふだんの生活の豊かさを知ります。

「足るを知る」とは、物質的な豊かさだけではなく
小さなことにも感謝を忘れない
気持ちの在り方を示しているのかもしれません。

体を使って感性を研ぎ澄まし、
自然との繋がりを感じることで
心と体が整い回復していく感覚。
そんな体験を広げていきたい。

だから私たちは、
ひとつの道具で遊び方が広がり視点が変わる、
そんな道具作りを目指しています。

それは、いつどこにいても自然との繋がりを感じられる
自然とともに在る暮らしを目指しているからです。